〜解説〜

2月8日出題分
3人の方に解答をいただきました。どうもありがとうございました。
ご投稿いただきましたみなさまの解答を元に、翻訳に苦しまれたと思われます箇所を中心として解説を致しました。ただ、これは私なりの解釈です。答えは決して一つではないですので、「参考」という程度でお受け止めいただきたいと存じます。ご意見がございましたら、ぜひ掲示板あるいはメールでぜひお寄せください!
なじみの無い単語を解説したヒントも合わせてご覧ください。


Seven Years in Tibet :
Internment-32

As we were arguing, an Indian stood before us, who after a glance at the various objects of obviously European origin spread out on the ground began to ask us questions. Only then did Marchese realize what danger we were in. He quickly put his things together, but we had hardly gone a couple of steps when we were stopped by another Indian a distinguished-looking fellow, leading a section of ten strapping soldiers. In perfect English he asked for our passes. We pretended not to understand and said we were pilgrims from Kashmir. He thought this over for a moment and then found solution which spelled finis to our hopes of escape. There were, he said, two Kashmiris in the neighboring house. If we could make them understand us, we could go on our way. What devilish ill luck had brought two Kashmiris into the neighborhood at just that moment? I had used this alibi only because it was the most unlikely thing to find Kashmiris in this region.


訳:


抑留-32

我々が言い争っていると、一人のインド人が我々の前に立った。そして、地面に広げられた、明らかにヨーロッパ由来である品々を一瞥すると、質問を始めた。このときばかりは、マルケーゼもいかに我々が危険な立場にあるか、わかったらしい。彼は急いで荷物をまとめたが、数歩も進まないうちに、もう一人のインド人に行く手をはばまれた。彼は品の良い男で、10人の身体のがっちりとした兵士からなる小隊を引き連れていた。彼は、完璧な英語で、我々のパスポートを求めた。我々はそれを理解できない振りをし、カシミール州から来た巡礼だと言った。彼はしばし熟考し、次の様な解決策を見出した。それは、我々の逃亡への希望の終わりを意味するものだった。彼が言うには、近所にカシミール人が二人いるとのこと。それで、我々が彼らと意思疎通出来れば、このまま行ってもいいという。まさにこんな時にカシミール人が近所にいるだなんて、なんとまあ運が悪いんだろう。この辺には、まずカシミール人なぞいないだろうということで、カシミール人であるなんていう言い訳に使っていたのに。


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